喜多川 泰 「心晴日和」| 嫌なことが起きた時の考え方を学ぶ
こんにちは。たすくです。
最近思ったのは、電車の中が一番の読書空間のような気がします。
今回読んだ本は、喜多川泰氏の「心晴日和」になります。
あらすじ
中学生の美輝は学校でいじめを受けおり自分の住む街から逃げ出したくなっていた。
ある日出会った老人、井野尾から出会ったことがきっかけで、
井野尾から人生を素晴らしく生きるための術を伝授される。
最初は否定しながらも、少しずつ勇気を出して
教えられたことを実践することで、美輝の周りに変化が訪れ
自身も人間として大きく成長していくことになる。
この本から学んだこと
・否定的な思い込みをなくそう
・起こりうるすべての事柄の原因は周りではなく自分にある
・感謝され、認められる自分の居場所を作ること
・自立とは依存しない力を身につけること
感想
自立とは何か?を著者の解釈による定義は
毎度のことながら私の考え方を改めてくれて感謝です。
自立とは依存しない力を身につけると書きましたが、
20歳で成人した、結婚した、就職して稼ぎを得るようになったことを
自立というのでしょうか?確かに本に記載があったように、
下のように守られて生きているのではないかと思います。
子供=親
大人=会社
老人=国
会社に勤めている以上、サラリーマンは自立できてないのかと一瞬よぎりました。
オレが幸せじゃないのは会社の給料が低いせい、
最悪な上司の部下だからだとか悲観的に捉えてしまう、とか。
ですがそうではなく、会社のために自分を役立てよう
会社が倒産しても生きていける強さを身につけようとか、
自分の意識を変えることが大事なんじゃないかということです。
幸か不幸かを決めるのは自分でしかない。
なぜかというと、起きた物事を悪いと思っても、
将来その悪いことが起きたから今の自分がある。
と考えられるようになれるとよいと思いました。
今回はこの辺で。最後まで読んでくださりありがとうございます。